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大学入学共通テストの対策

大学入学共通テスト
今の高校一年生が受けることになる大学入学共通テストについて某進学予備校の記事を読んでみた。なんだか今ひとつイメージがわいてこないので、こういう時は大学入試センターが公に発表している文書をネットで見てみましょう。理科のテストを作るうえでの狙いのようなものがあるので、それも読んでみたが、これを見て問題のイメージが湧く高校一年生はいないでしょう。でも、去年の11月に行われたプレテスト(試行)の問題は見ることができました。
以下は、浅薄なるわが頭脳から出てきた印象です。
(1)全体に難しいですね。狙いの中で語られているのだけれど、以前のセンターテストでは化学は教科書に出ていない事柄は出題されない前提で教えていればよかった。でも、共通テストでは、「教科書に出てない事柄も出しますよ」と宣言しているのだから、そういう出題がされます。必ず。
(2)同じく狙いの中で語られている、「対話的、生徒の主体的」な学習がなされていることを前提として、その学習の質を測定できるような問題が出題されるようです。日常見られる現象を提示して、それから推論できる事柄を示すいくつかの文章から正しいものを選ぶ(理科に記述問題は導入されません、いまのところ)ような問題が出るようです。
(3)グラフやデータを示して、それをもとに計算をさせる問題が出ます。2018年のプレテストでは凝固点降下と溶解度積でグラフを書かせたり読んだりして数値をこたえる問題が出ていました。
これに対応するような授業をしなければいけない教員は結構つらいですね~。僕は古い化学の人間なので、わが身に降りかからなくてよかったと正直思います。(3)のような計算問題のいろいろなパターンの問題がたくさん出てきて、それを演習で解くことによって★グラフの読み方★グラフや表のデータを用いた、公式の用い方・・・の授業をするってことになるのでしょうねえ。
ところで、いま化学基礎を学び始めたばかりの1年生はどうすればいいのでしょうね~。大丈夫、普通に学校の勉強、問題集をやればよいです。共通テストは難しいと最初に言いましたが、それは化学基礎で出てくるような「基本事項が完全にできてはじめて問題に取り掛かれる」という共通テストのキャラクターにあります。それができてないと、問題を解きはじめられない。多分、何を聞かれてるのかもわからないでしょう。基本のハードルは以前にも増して高くなっているという意味です。だとすると、まず、ここは基礎固めなのです。セミナー化学だったら発展問題がパーフェクトな基礎を押さえる問題なので、それを繰り返すことです。
もうひとつ、現行の高校の化学のカリキュラムは遅めに進むカリキュラムを組んでいるところが結構あると思います。特に公立高校中堅あたりにその傾向があると思います。化学基礎では(やむを得ないのですが)積み残した内容があり、それをひきついで次の化学の科目がはじまり、3年生で単位数を増やして残りをやり終えるというパターンです。共通テストでは「基本を固めて応用問題に取り組む」のが必然なので、特に理論化学が遅れて完成されるのはかなり厳しいことになるでしょう。予備校がそれをカバーする方法になるのだろうと思います。自力でも構わないので、反応速度、化学平衡までを2年生で終えておくことが、とても大切な気がします。ちなみに、「自力で理論化学の部分の教科書を読み問題を解く」先行予習は、共通テストの対策の第1番ではないかと僕は思っています。教わるのでなく「学ぶ」効果ははかりしれない。酸塩基、酸化還元から平衡まで、自分でやっちゃう。超おすすめです。









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